プロポーズはいつもの海で

8年間付き合っていた彼氏との話です。盛岡のAGA・薄毛治療で効果があった彼氏です。
その日、彼は私の仕事が終わる時間に合わせて迎えに来て、彼の車で私を家に送ってくれると言いました。
実はこの数日前に「3月になったら私は上京する予定だから、あなたとは遠距離恋愛になる」と伝え、「別れるかどうか決めてほしい」と言っていたので、その返事をするために待っていたのだろうと思っていました。
案の定彼は「少し遠まわりをして帰ろう」と言ってきたので、私はどちらの返事だろうかとドキドキしながら、彼が走らせるままに夜の道を進みました。

彼はよくデートで来ていた海に車を停めると、ふうとため息を吐き、今までの2人の思い出をつらつらと語り始めました。
知り合った当初は彼に別の彼女がいたこと、その人と別れて私と付き合い始めたこと、何度か別れ話が出たこと、一緒に行った場所、一緒に食べたものなど、8年に及ぶ思い出は尽きることがなく、彼の言葉と共に時間が流れて行きました。
しかしいつまでも結論を話そうとしないその様子から、別れ話を切り出しづらいのかと思った私は「4回目の別れ話をする?」と水を向けました。
すると彼は首を振り、ぎゅっと私の手を握ります。
その手は汗ばんでいて、いつもはとても温かなのにひどく冷たくなっていました。
驚いた私は「どうしたの?」と彼に聞きましたが、彼はそれに答えず、「東京からいつ戻ってくるの?」と逆に私に質問をしました。
この時「早ければ1年の予定だけど」と私は答えましたが、実際には2年ほどいるであろうことがわかっていました。
ですが2年も離れることになると告げられなかった私は、本当に上手く物事が運んだ場合にのみ可能となる1年という年月を彼に伝えたのです。
すると彼は「そっか」と言って深く息を吸うと、「なら、帰ってきたら俺と結婚してください」と私に言いました。
てっきり別れ話をされると思っていた私には青天の霹靂で、思考がうまく働かず、何も言うことができなくなりました。
そして彼の言葉を理解してからも言葉は出ず、代わりに涙があとからあとから溢れて出てきました。

<PR>リンパドレナージュを通信で